こんにちは。
今回は組織でGoogle Meetを推進したい人向けに書きました。
概要
G Suiteに標準で実装されているビデオ会議システムMeet。
各地に拠点を展開する事業を持つ組織では「会議のための出張費」を削減するためのドンピシャなツールなので使わない手はないかと思います。
しかし、推進してもなかなか普及しない。あるいは最初から難色を示され説明すらさせてもらえない…なんてことは割とよくある話なのではないでしょうか。
そこで今回は腰の重いユーザー向けに簡単・手軽にビデオ会議を始めるためのMeetの使い方をご案内します。
まず使わせる
重要なことはズバリ「怖がらせない」ことです。
拒否反応は知らないツールに対する不安から生まれます。
なので推進する人はそのツールの使い方の中で最も手順が少ない方法を用いて「怖くないよ~簡単だよ~」と言って聞かせて見せてやらせるわけです。
Meetにおいてソレは「ニックネームを使う」ことです。
手順
それでは手順の説明に移ります。
相手にMeetで会議を始めてもらい、自分がその会議に参加するという段取りで説明しましょう。
Meetを起動してもらう
Googleのランチャや事前登録したお気に入りなどからMeetにアクセスしてもらいます。
Meetの起動 |
適当なニックネームで会議を開始してもらう
Meetの画面にある「ミーティング参加または開始」をクリックし、テキストボックスに適当な名前を入力してミーティングを開始してもらいます。
日本語対応していないので「taro20200202」や「cool-f」などにします。
わかりやすく被りにくいものである点に注意です。
ニックネームでミーティング開始 |
自分のアカウントでニックネームを使って会議に参加する
まったく同じ手順で今度はあなたがMeetで同じニックネームの会議に参加します。
するとあら簡単、2人のビデオ会議の始まり始まり。
たったこれだけです。
まとめ
ニックネームは同じドメイン内で何度も使いまわすことができるフリースペースのようなものです。
よくやり取りをする相手ならば事前に合言葉のようにニックネームを決めておけば即席会議もお手の物。
ただし被りやすいものにしておくと、たまたまニックネームが被った人が突然会議に乱入してくるという面白事件に遭遇してしまうので忘れずお伝えください。
よくある案内方法ではGoogleカレンダーに登録した会議予定からMeetを起動したり、Meetのミーティングコード (gde-dcs-lodのようなランダムな文字列) を相手にメールやチャットで送り付けて会議に招待するなんてものがありますが、これらはクリック数が多くなるので拒否感を助長するだけです。
そういうのは慣れてからにしましょう。
とにかく使ってもらうことを第一に、推進がんばってください。
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