現役情シスが送る実践的Tips集
こんにちは。
今日はChromebook第3弾ということでCUIを導入します。
Chromebookを使う人は基本的にCUIに縁がない人なのですごくマイナーな記事になりそうです。
ただ、私のようなエンジニア業をしてる人にとってもサブ機としてそれなりに利用価値があることをお伝えできたらと思います。
ChromebookにはデフォルトではCUIはありません。
しかし設定ツールからLinuxをセットアップすることでCUIが利用可能になります。
まぁ簡単に言うとLinuxの仮想マシンをChromebook上で動かすことができるんですね。
1. シェルフから設定ツールを起動します。
2. 左のメニューから「Linux (ベータ版)」に遷移し「オンにする」をクリックします。3. ウィザードに従ってセットアップを進めます。
・パソコンと閲覧したウェブサイト上のすべてのデータの読み取りと変更:最上級に危険、基本NG・アクセスしたウェブサイト上にある自分の全データの読み取りと変更:利用するサイト次第(ユーザーの設定次第のためリスクあり)・一部のウェブサイト上のユーザーデータの読み取りと変更:同上(拡張機能側で利用サイトが指定されているためまだまし)・その他(ブクマ、クリップボードなど):危険性は低い
1. アクセス権限のレベルを確認2. データの読み取り権限がある場合は拡張機能側で利用サイトが限定されており、かつ影響がないサイトであるかを確認3. 上記がNGの場合は利用許可しない
ちょっと時間が空いてしまいましたが先日購入したChromebookについてお話しようと思います。
今回は自分も元利用者ということで「Windowsとの違いあるいは共通点」をテーマにします。
パソコンにある程度慣れた人なら真っ先に触りたくなる「コントロールパネル」や「マイコンピュータ」といった、所謂OS周りの設定画面がほぼありません。
一応、設定ユーティリティはあるのですが設定内容はChrome設定の延長みたいなものなのでとても簡素です。
ChromeOSとは「ChromeブラウザだけのOS」である事実を改めて知る瞬間です。
Windowsではないので当然ですがWindowsキーはありません。
ただ前述の通りそもそもWindowsの設定関連がすべてないため困ることはまったくないことに気付きます。
コマンドプロンプトやレジストリエディタのようなユーティリティもありません。
ですがエンジニアでもない限り困ることはほぼありませんね。ちなみにCLI自体はとある方法で使えるようになりますが、長くなるのでまた次の機会で。
もしかしたらマウスがあれば反応するのかもしれませんが少なくともタッチパッドには右クリックの概念はありません。
ですがAltキーを押しながらクリックすると右クリック扱いになるので慣れたら苦になりません。
Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Zで戻る、Alt+Tabでウィンドウ切り替えなど、Windowsユーザー御用達のショートカットはだいたい残ってます。