最後のモラトリアムに苛まれながらノスタルジックに日々を送りました。
(つまり何もしていない)
入社式当日、内定式で顔見知りになった数名と駅前で待ち合わせ。
周りも似たような集団が既に形成されていた。
路上喫煙やらアルマゲドン歩きやら実に品がない。
まさにThe底辺の一員なのに自分だけ「こいつらとは違う」的な顔して目的地へ到達。
総務の人可愛いなーとかお花畑的思考のまま入社式に突入し、
女性役員の演説で一気に現実を知る。
「うちはね、給与は低いわよ!でもね社会ってそういうものなの。フェアでしょ!」
今考えてもやべぇ。
ある意味事実ではあるが未来ある若者の晴れの門出で伝えることではない。
「これが社会人か…!」と「へーおもしれぇ女」の感情が巡る。
後者が少し勝り半笑いになったため役員から怒られた。理不尽。
途中休憩、外に出た瞬間、出るわ出るわ同期の不平不満。
ここで初めて自分の入社した会社が少し変かもしれないと思う。
と同時に同期との絆が深まったような気もした。吊り橋効果である。
休憩あがり、ネクタイゆるっゆるだったため再び役員から怒られた。これは反省。
入社式を終えて、意気揚々と地元の彼女へ感想文を送りつけるが反応薄。
ま、まぁ何事も最初はこんなもんさと深く考えないようにした。これが良くなかった。
入社後すぐに社内研修に゙突入。
未経験だが会話がまともにできるため中クラスからスタート。下…
何となく理解できるし、どうにか付いて行けたので未来は明るいと思っていた矢先、
同じクラスの仲良し同期が覚醒し一気に水をあけられた。
勝手にテトリス作り出すわ、RPGの戦闘画面作り出すわ、まじ容赦なかった。
自分は特別ではなかったのか。。
才能の差を見せつけられ半ばやけくそ気味に新卒歓迎会の出し物(歓迎とは?)で
裸芸を披露したところ先輩・役員から大絶賛。
ある意味テクニカルな点を評価され、トントン拍子で常駐先が決まったのが夏頃。
これ以上、天才と比較されるのはメンタル的に無理みだったので安心した。
研修ではC言語を習っていたが、常駐先はLinuxらしい。うん?言語じゃないの?
よくわからんままに裸芸大好きパイセンからVMwarePlayerのインストール方法やらを
教えてもらい、会社や家でひたすらコマンドを打ち続けて備える。
この黒画面こそが俺のバトルフィールドだと信じて。
ほんで常駐先へ初入場。
現地で営業課長より、もう1名とセットで常駐だと聞かされた。
ん?聞いてないよ?どゆこと?
遅れてやってきたもう1名は、上クラスのエースでした。。
状況もっと悪なってるやん。。。
この案件も自分はエースくんのついでだったわけですわね。
ちなみにこの頃にはもう地元の彼女とは別れてました。
これが遠距離のリアル。緩急激しいよー。
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