概要
最近はアプリのSaaS化が進み、何でもかんでもブラウザさえあればできてしまう世の中になりました。
つまりブラウザが正常に使えることが必須事項なわけですね。
しかしそうは言ってもブラウザの不具合は起こるわけで情シスは頭を抱えます。
そんなときにユーザーに教えておきたい自己解決法がズバリ、3段階のブラウザ更新なわけです。
手順
今回はChromeを例にして説明したいと思います。
1段階:F5更新
一般的に「ブラウザ更新」と言えばコレを思い浮かぶ人がほとんどだと思います。
やり方は読んで字のごとくキーボードの F5 あるいは Ctrl + R を押すだけです。
いわゆるページのリロード(再読み込み)を指し、ブラウザにキャッシュがある場合は利用されるので、
例えば「画像やページデザインが新しくなったはずなのに古いまま」なんて場合は最新情報を取得してくれないので効果がありません。
2段階:ハード再読み込み
F5更新で解決しないときに試してほしいのがこちら。
やり方はキーボードの Ctrl + Shift + R を押します。
画像やスタイルシートなどの最新情報を取得してくれるので大抵の問題はコレで解決します。
方法もキー3つ同時押しと簡単なので是非ユーザーには覚えてもらいたい小技です。
3段階:キャッシュの消去とハード再読み込み
一番きっついのです。
いわゆるキャッシュ削除ですね。
やり方は上2つと比べると少し難しいです。
まずキーボードの F12 を押してChromeデベロッパーツールを起動します。
※ Chromebookの場合は Ctrl + Shift + を同時押しです
次に更新アイコン(矢印が1回展してる)を右クリックして「キャッシュの消去とハード再読み込み」をクリックします。
※ 更新アイコンは普段は右クリックしても反応しません
そのページに関するキャッシュをすべて忘れ去って初めてアクセスするかのような振る舞いをします。
当然ながら重たいページはすべて表示しきるまでに時間を要するのでネット環境が弱いところでは行わないように。
最後に
とにもかくにも2段階の手順はぜったいマスターさせるべきです。
これが使えるだけでブラウザのトラブルシューティングのほとんどが解決できます。
それぐらいキャッシュとは便利な反面、トラブルの元になりやすいということですね。
逆にこれで解決しない問題は根が深い可能性が高いので腰を据えて対応した方が良いでしょう。
以上。
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